来年から15チーム制(まだ名称は決まってませんが)に生まれ変わるので、今年が最後のSUPER14になります。
ルールや戦術など見所や話題が多いのですが、個人的に気になることをいくつか触れていきたいと思います。
*BULLS優勝した昨年度からデザインをマイナーチェンジしたGILBERT社製のジャージで連覇を狙うBULLSですが、エースBryan Habanaの移籍があったものの、他にも代表プレイヤーを多く抱えているので戦力ダウンを感じさせず、今年も優勝候補に挙げられるのではないでしょうか。
そんなBULLSは、他のGILBERT社製のジャージを使用するCHEETAHSとLIONSとは違う特別な扱いを受けているようです。
その特別な扱いとは、ジャージのボタンです。近年、丸首ジャージが多くなってきて胸の合わせもボタンも無くなってきていますが、GILBERT社はそんな流れに迎合せず、SUPER14においてオーソドックスなスタイルのジャ-ジを提供しています。そのため胸の合わせもボタンも付いています。通常のボタンは白色のゴム製ですが、前チャンピオンBULLSは「緑色」のボタンを付けています。こういう細かい注文を聞いてもらえるのが、こういうワガママを言えるのは(言ったかどうかは知りませんが)チャンピオンBULLSだからでしょう。
*Carlos Spencerが帰ってきた2003年にBLUESを優勝に導いたCarlos Spencerが久しぶりにスーパー・ラグビーに帰ってきました。ENGLANDのクラブNORTHAMPTON SAINTSとGLOUCESTERを経て、今度はLIONSにBKコーチ兼プレイヤーとして帰ってきました。先発SOとして出場し、容姿もプレイにもオーラがあり、サイドステップやランのスピードと切れに衰えを見せず、キングらしいプレイを披露して楽しませてくれています。さらにDick Muir監督が期待していたキング効果も出ているようで、チームが自信を持って戦っているように見えます。特にTodd Clever(№8 USA)やEarl Rose(FB)は潑溂とプレイしています。さすがはキング。
そんなキングに変わったところがありました。それはスパイクです。
Carlos Spencerは、AB時代を含めて、ここしばらくはadidas社製のWorldCupなどのオーソドックスなスパイクを好んで履いていました。ENGLANDに渡ってからもadidas社製ですが、Fシリーズなどの流行のモデルも履いたりしていました。

NORTHAMPTON SAINTS時代 Copa Mundialを履いてます。

GLOUCESTER時代 流行のPREDATORシリーズを履いてます。
しかし、ここにきてCarlos SpencerはNIKE社製に鞍替えしたようです。正確にはGLOUCESTER時代にはNIKE社製に変更しています。

上と同じGLOUCESTER時代ですが、2009年の後半あたりからNIKE社製に変更したようです。
adidas社との蜜月時代が終わった理由は分かりませんが、私の記憶だと10年以上前にAUCKLAND代表がまだNIKE社製のジャージを着用していた頃、NIKE社製のTIEMPOらしきモデルを履いていたのを最後に、以降はadidas社にどっぷりだったと思います。(途中ABがMIZUNO社製のスパイクを履いている頃を除いて)

AB全員がMIZUNO社製を履いていました。当時これはかなり衝撃的な「事件」でした。ジャージも懐かしのスタイルで母国ブランドCANTERBURY社製です。

NIKE社製のスパイクを履くようになってもキングはシンプルなデザインの白のTIEMPO LEGEND Ⅲ(たぶん)を履いています。

現在履いているのはこのモデルです。(たぶん)
キングが何社製のスパイクを履こうが、キングのプレイは34歳になった今も輝いているし、ファンを楽しませてくれることに違いはありません。自分が現役時代なら、間違いなく同じものを買っていたことでしょう。
*ユニフォーム情勢今年のSUPER14のユニフォーム情勢に若干の動きがありますので、国別に触れていきます。
まずはNZです。NZは基本的に全チームadidas社で大きな変更は無しです。
小さいところでは、CRUSADERSの胸の剣が無くなりました。不評だったのと昨年の成績不振の責任をとらされての削除ではないでしょうか。個人的には2ndのウルトラマン・スタイルも変更して欲しかった。円谷プロしか喜んでいないと思います。

次にAUSTRALIAです。AUSTARALIAはISC社からの変更がありました。
開幕から元気なREDSとMatt Giteauらの大型補強がうまくいき躍進が期待されるBRUMBIESです。どちらもKOOGA社へ変更になっています。WARATAHSは、SUPER14で唯一のCANTERBURY社へ変更になりました。CANTERBURY社の明暗はWARATAHSの成績にかかっています。
ISC社を変わらず着用しているのはW.FORCEです。チームに明るい話題が無いW.FORCEとISC社は似たもの同士なのかもしれません。
最後はSOUTH AFRICAです。SOUTH AFRICAではGILBERT社が元気で3チームのシェア60%を占めています。
ここでも元気がないのはCANTERBURY社で、SHARKSを奪われてしまいました。それもなぜかREEBOK社に。REEBOK社になったもののデザインもさほど変わらずで、ロゴは以前の「RBK」の斜字体から何の変哲のない「Reebok」になっています。なぜREEBOK社になったのか理由を見つけるのが難しい状態です。来年もREEBOK社の姿を見られるかどうかも見所の一つです。