ブランド勢力図
2008−2009年シーズンの各リーグのブランド勢力図を見ていきます。
日本では馴染みのあるラグビーブランドはCANTERBURYとCOTTON TRADERSくらいかと思います。KOOGAは近年、ヘッドギアあたりから日本でも展開し始めていて最近ではアパレルも展開していってます。
全体を見てみると、RUGBY UNIONではCANTERBURYが大変がんばったのではないでしょうか。自国代表のAll BlacksをADIDASに奪われた時にはどうなることかと心配しましたが,ロゴをマイナーチェンジし、南アフリカやオーストラリアなどの活躍もあってか昔の勢いを取り戻してきたように思います。
一方RUGBY LEAGUEではISCが大躍進です。International Sports Clothingという大胆な名前の通りの勢いです。十年程前に一世を風靡したCLASSICはもはやKangaroosくらいでしか見ることが出来なくなりました。
各リーグ別に見ていきます。
〈GUINESS PREMIERSHIP〉
ここでしか見られないCOTTON TRADERSはLeiceter TigersやSale Sharksが長期に渡り愛用しています。珍しいところでは、RHINOとKUKRIでしょう。RHINOはヒットシールド(ハンドダミー)で知られているブランドです。RHINOようにギア系をメインにしていたブランドがアパレルにまで進出してくる例は珍しくありません。RUGBYTECHなんかもそのくちです。KUKRIは香港を拠点とするブランドです。近年たいそう勢いをつけてきています。他のスポーツにも手広く展開しています。日本ではまだまだ馴染みがなく、『日本のチームで初めてチームオーダーしたのは膳所高校だ』と向こうの営業の方が言うくらいです。今回の膳所高校ラグビー部創部60周年NZツアーのジャケットがそうです。
〈MAGNERS LEAGUE〉
クラブ運営が落ち込んだために数年前にスーパークラブの大会へと再編し直されました。ここにきてリーグ全体がやっと落ち着いてきた感があります。新しいリーグの為、各ブランドが新たに参入できるまたとない機会になったはずです。その中でCANTERBURYが勝利を収めました。ここでもGUINESS PREMIERSHIPと同様にRHINOとKUKRIが新規参入しました。資本の差もあってか1チームずつの身の程を知った展開です。
〈TOP14〉
フランスは独特です。他の国では見られないブランドが多く入っています。そしてその見慣れないブランドは外に出て行きそうな気配は感じられません。そんなフランスの中でCANTERBURYが大躍進です。そのため双方同じデザインの色違いジャージでの対戦が多くなり、まるでどこかの島国のリーグの様です。
あとフランスではParisのADIDASに触れないわけにはいけません。他国のADIDASとは違って、とてもとても斬新なジャージを次々に生み出しています。チーム自体の強さもさることながら、ジャージの斬新さでも他チームの追随を許していません。一昨年にパリ市の花であるユリをあしらったジャージを発表し話題になりました。当時は敬遠されてましたが、見慣れたのか徐々に人気となり、今では高値で取引される程みたいです。これに気を良くしたのか、その後地味なカーキ色のジャージを作り、そして『強さ』のイメージからは最も対極にあると思われるピンク色のジャージを次々に発表して、世間をまたアッと言わせました。さらに今年はその上をいくタイダイ模様(ピンクと青)を発表。さらにごく最近になって袖がデニム風でボディには『アンディー・ウォーホール』風のイラスト(自由の女神に見えるが)をあしらったジャージを発表しました。もういくところまでいった感じです。『着たい』よりも『見せたい』を優先しているように思います。この先どこへ向かうのか、他ブランドは追いかけていくのかが楽しみです。
〈ENGAGE SUPER LEAGUE〉
KOOGAとISCで半分以上を占める状況に、面白味はやや欠ける気がします。ただこの両ブランドは、CANTERBURYと違い「色違い作戦」をとっていないので、バリエーションは豊富です。GUINESS PREMIERSHIPにも所属しているHarlequins とHarlequins RLは同名だけに同じ様なジャージを着用しています。両チームともKOOGAで伝統的な4色のジャージです。袖の緑色やボディの黒色のラインや襟等が違うだけで、よほど好きでないとこの違いは分かりません。同じ形態のチームにLeedsがあります。NATIONAL LEAGUE ONEに所属しているLeeds CarnegieとLeeds Rhinosと同様のISCです。Leeds Carnegieは紺に黄色で、Leeds Rhinosは青に黄色です。これもよほど好きでないと見分けは付きにくいです。RUGBY UNIONとRUGBY LEAGUEの両方でチームを抱えるのは運営面でどういうメッリトがあるのか想像できませんが、ジャージのことだけを考えればけっこう楽しそうです。 PUMAは、フランス国内以外ではRUGBY LEAGUEでの活躍が目立ちます。CastlefordとSt Helensの2チームだけでなく、Great BritainやEngland等のナショナル・チームを押さえています。
〈TELSTRA PREMIERSHIP〉
ここでもISCが1/3以上を占める大躍進。RUGBY LEAGUE界でのこの勢いがどこまで続くのかが楽しみです。珍しいところでREEBOKが3チームもあります。他ではほとんど見られないHUMMELも併せて、何故参入したのかが興味深いところです。X BLADESは、ラーカム等が履いているスパイクの方が有名でしょう。
ここではNIKEに触れたいと思います。ADIDASはその分野やくくりでのbPを押さえたがる傾向(私見ですが)にあるのに対し、NIKEは強いのはもちろんですが、伝統のあるチームや人気のあるという特徴のあるチームを押さえる(これも私見です)傾向にあります。そしてNIKEは一度サポートすると長期に渡ってサポートしています。RUGBY UNION単独クラブではフランスのToulouseを、RUGBY UNIONのナショナルチームでは、EnglandとFranceです。どれも人気のある強豪チームです。ADIDASやNIKEがそんなことが出来るのは、豊富な資金力があるからこそでしょう。
来シーズンの勢力図がどう変化しているのかは、どこが優勝するのかだけでなく、ラグビーを楽しむポイントの一つではないでしょうか。
全体を見てみると、RUGBY UNIONではCANTERBURYが大変がんばったのではないでしょうか。自国代表のAll BlacksをADIDASに奪われた時にはどうなることかと心配しましたが,ロゴをマイナーチェンジし、南アフリカやオーストラリアなどの活躍もあってか昔の勢いを取り戻してきたように思います。
一方RUGBY LEAGUEではISCが大躍進です。International Sports Clothingという大胆な名前の通りの勢いです。十年程前に一世を風靡したCLASSICはもはやKangaroosくらいでしか見ることが出来なくなりました。
各リーグ別に見ていきます。
| RUGBY UNION ]X | ||
| 〈GUINESS PREMIERSHIP〉 | ||
| イングランドの国内リーグ | ||
| Leicester Tigers | COTTON TRADERS | |
| Newcastle Falcons | COTTON TRADERS | |
| Sale Sharks | COTTON TRADERS | |
| Bristol | KOOGA | |
| Harlequins | KOOGA | |
| Saracens | KOOGA | |
| Gloucester | RUGBY TECH | |
| London Irish | RUGBY TECH | |
| London Wasps | CANTERBURY | |
| Worcester Warriors | KUKRI | |
| Bath | PUMA | |
| Northampton Saints | RHINO | |
| ・KOOGAの躍進 | ||
| ・RHINOとKUKRIの参入 | ||
〈GUINESS PREMIERSHIP〉
ここでしか見られないCOTTON TRADERSはLeiceter TigersやSale Sharksが長期に渡り愛用しています。珍しいところでは、RHINOとKUKRIでしょう。RHINOはヒットシールド(ハンドダミー)で知られているブランドです。RHINOようにギア系をメインにしていたブランドがアパレルにまで進出してくる例は珍しくありません。RUGBYTECHなんかもそのくちです。KUKRIは香港を拠点とするブランドです。近年たいそう勢いをつけてきています。他のスポーツにも手広く展開しています。日本ではまだまだ馴染みがなく、『日本のチームで初めてチームオーダーしたのは膳所高校だ』と向こうの営業の方が言うくらいです。今回の膳所高校ラグビー部創部60周年NZツアーのジャケットがそうです。
| 〈MAGNERS LEAGUE〉 | |
| スコットランド・ウェールズ・アイルランドのスーパークラブ | |
| Cardiff Blues | CANTERBURY |
| Glasgow Warriors | CANTERBURY |
| Leinster | CANTERBURY |
| NG Dragons | CANTERBURY |
| Llanelli Scarlets | KOOGA |
| The Ospreys | KOOGA |
| Munster | ADIDAS |
| Ulster | KUKRI |
| Edinburgh | RHINO |
| Connacht | RUGBY TECH |
| ・CANTERBURYの大躍進 | |
| ・KOOGAの躍進 | |
| ・RHINOとKUKRIの参入 | |
〈MAGNERS LEAGUE〉
クラブ運営が落ち込んだために数年前にスーパークラブの大会へと再編し直されました。ここにきてリーグ全体がやっと落ち着いてきた感があります。新しいリーグの為、各ブランドが新たに参入できるまたとない機会になったはずです。その中でCANTERBURYが勝利を収めました。ここでもGUINESS PREMIERSHIPと同様にRHINOとKUKRIが新規参入しました。資本の差もあってか1チームずつの身の程を知った展開です。
| 〈TOP 14〉 | |
| フランスの国内リーグ | |
| Bayonne | CANTERBURY |
| Casters | CANTERBURY |
| Clermont | CANTERBURY |
| Dax | CANTERBURY |
| Perpignan | CANTERBURY |
| Biarritz | PUMA |
| Toulon | PUMA |
| Paris | ADIDAS |
| Bourgoin | AIRNESS |
| Montpellier | ESPRIT DE RUGBY |
| Brive | KAPPA |
| Montauban | LEGEA |
| Toulouse | NIKE |
| Mont de Marsan | PROACT |
| ・CANTERBURYの大躍進 | |
| ・他国と違い独特の様相 | |
〈TOP14〉
フランスは独特です。他の国では見られないブランドが多く入っています。そしてその見慣れないブランドは外に出て行きそうな気配は感じられません。そんなフランスの中でCANTERBURYが大躍進です。そのため双方同じデザインの色違いジャージでの対戦が多くなり、まるでどこかの島国のリーグの様です。
あとフランスではParisのADIDASに触れないわけにはいけません。他国のADIDASとは違って、とてもとても斬新なジャージを次々に生み出しています。チーム自体の強さもさることながら、ジャージの斬新さでも他チームの追随を許していません。一昨年にパリ市の花であるユリをあしらったジャージを発表し話題になりました。当時は敬遠されてましたが、見慣れたのか徐々に人気となり、今では高値で取引される程みたいです。これに気を良くしたのか、その後地味なカーキ色のジャージを作り、そして『強さ』のイメージからは最も対極にあると思われるピンク色のジャージを次々に発表して、世間をまたアッと言わせました。さらに今年はその上をいくタイダイ模様(ピンクと青)を発表。さらにごく最近になって袖がデニム風でボディには『アンディー・ウォーホール』風のイラスト(自由の女神に見えるが)をあしらったジャージを発表しました。もういくところまでいった感じです。『着たい』よりも『見せたい』を優先しているように思います。この先どこへ向かうのか、他ブランドは追いかけていくのかが楽しみです。
| RUGBY LEAGUE ]V | ||
| 〈ENGAGE SUPER LEAGUE〉 | ||
| イングランドを中心としたリーグ | ||
| Bradford | KOOGA | |
| Harlequins RL | KOOGA | |
| Huddersfield | KOOGA | |
| Wakefield | KOOGA | |
| Wigan | KOOGA | |
| Catalans | ISC | |
| Hull | ISC | |
| Leeds | ISC | |
| Castleford | PUMA | |
| St Helens | PUMA | |
| Warrington | CANTERBURY | |
| Hull KR | CARLOTTI | |
| ・KOOGAの大躍進 | ||
| ・ISCの躍進 | ||
〈ENGAGE SUPER LEAGUE〉
KOOGAとISCで半分以上を占める状況に、面白味はやや欠ける気がします。ただこの両ブランドは、CANTERBURYと違い「色違い作戦」をとっていないので、バリエーションは豊富です。GUINESS PREMIERSHIPにも所属しているHarlequins とHarlequins RLは同名だけに同じ様なジャージを着用しています。両チームともKOOGAで伝統的な4色のジャージです。袖の緑色やボディの黒色のラインや襟等が違うだけで、よほど好きでないとこの違いは分かりません。同じ形態のチームにLeedsがあります。NATIONAL LEAGUE ONEに所属しているLeeds CarnegieとLeeds Rhinosと同様のISCです。Leeds Carnegieは紺に黄色で、Leeds Rhinosは青に黄色です。これもよほど好きでないと見分けは付きにくいです。RUGBY UNIONとRUGBY LEAGUEの両方でチームを抱えるのは運営面でどういうメッリトがあるのか想像できませんが、ジャージのことだけを考えればけっこう楽しそうです。 PUMAは、フランス国内以外ではRUGBY LEAGUEでの活躍が目立ちます。CastlefordとSt Helensの2チームだけでなく、Great BritainやEngland等のナショナル・チームを押さえています。
| 〈TELSTRA PREMIERSHIP〉 | |
| オーストラリア・NZのリーグ | |
| Eels | ISC |
| Panthers | ISC |
| Rabbitohs | ISC |
| Raiders | ISC |
| Roosters | ISC |
| Sharks | ISC |
| Sea Eagles | REEBOK |
| Storm | REEBOK |
| Titans | REEBOK |
| Broncos | NIKE |
| Bulldogs | NIKE |
| Dragons | ADIDAS |
| Cowboys | HUMMEL |
| Knights | KOOGA |
| Warriors | PUMA |
| Wests Tigers | X BLADES |
| ・ISCの大躍進 | |
| ・REEBOKの存在 | |
〈TELSTRA PREMIERSHIP〉
ここでもISCが1/3以上を占める大躍進。RUGBY LEAGUE界でのこの勢いがどこまで続くのかが楽しみです。珍しいところでREEBOKが3チームもあります。他ではほとんど見られないHUMMELも併せて、何故参入したのかが興味深いところです。X BLADESは、ラーカム等が履いているスパイクの方が有名でしょう。
ここではNIKEに触れたいと思います。ADIDASはその分野やくくりでのbPを押さえたがる傾向(私見ですが)にあるのに対し、NIKEは強いのはもちろんですが、伝統のあるチームや人気のあるという特徴のあるチームを押さえる(これも私見です)傾向にあります。そしてNIKEは一度サポートすると長期に渡ってサポートしています。RUGBY UNION単独クラブではフランスのToulouseを、RUGBY UNIONのナショナルチームでは、EnglandとFranceです。どれも人気のある強豪チームです。ADIDASやNIKEがそんなことが出来るのは、豊富な資金力があるからこそでしょう。
来シーズンの勢力図がどう変化しているのかは、どこが優勝するのかだけでなく、ラグビーを楽しむポイントの一つではないでしょうか。
